アトピッコハウス ブログ
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床の遮音性能を高めるためのポイントとは

2021/08/06
2022/06/21

「床の遮音性能を確保する方法とは?」
「どんなことをしないとならないの?」

マンションでの生活で気になってくる階下への音の問題。オシャレな内装や最新式キッチンも生活を生き生きさせてくれるアイテムですがご近所さんとの関係がギクシャクしてしまっては穏やかな生活もままなりません。

音が原因のトラブルを避けるため、マンションの管理組合でも対策がなされるようになり一定水準以上の遮音性をもった床材でないとリフォームを認めないなどの規約を定めているマンションも増えてきています。

そこで、遮音性を保つための床にはどのような種類のものがあるか、それぞれの長所や短所をご紹介していきたいと思います。

アトピッコハウスでは、床の遮音材「わんぱく応援マット」という製品を販売していますが、こちらは、床の仕上げ材との組合せで、遮音性能を確保する製品です。

床の遮音材「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

床遮音材 わんぱく応援マット

マンションで防音や遮音性能を高める必要性とは

マンションの騒音問題を軽減するには、床材の工夫も必要。

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

私は実家時代から現在に至るまでマンションにしか住んだことがない「生粋マンションっ子」なので、音に対する苦労はとてもよくわかります。

とはいえ実家は新築マンションで全戸一斉入居、周りはみんな同世代、という環境だったのでご近所づきあいやコミュニケーションは密だったし、多少の音については「お互い様」精神で片付いていたように思います。

ご近所づきあい

対して現在はというと、住人の入れ替わりが頻繁なことと、仕事で日中ほとんど家にいないため近所づきあいもほとんどないという現状なので、休みの日にドタバタと子供の走り回る音やピアノなどの楽器の音が遅くまで聞こえてきたりすると、いぶかしく思ってしまったり、眉をひそめてしまう事も。

騒音問題の一番の解決法は、ご近所の状況を知ってできるかぎりコミュニケーションを取り、「お互い様」精神を育むこと。それが分かっていても各家庭の事情の違いなど現実的にはそれが難しいのが現代社会。だから、少しでも共同住宅で生活を快適にするために内装を工夫することも、対策の一つなのです。

特に床材。畳やカーペットは空気を含み、音を吸収してくれるため、昔のマンションではほとんどといっていいほど使われてきました。現代になり、カーぺットや、畳ではなく、フローリングやクッションフロアなどを希望される方が増えました。

吸音性の高いカーペットや畳から、硬いフローリングや薄いクッションフロアに変えれば音の伝わり方は変わってきます。そのため、マンション側でも、リフォームをする際は「LL40」「LL45」といった、第三者機関で証明される遮音性能を満たす建材を使うことを規定するところが増えています。

アトピッコハウスの床遮音材「わんぱく応援マット」は、床仕上げ材との組合せで、遮音性能を確保しています。無垢フローリングとの組合せで、L45性能、合板フローリングとの組み合わせで、L40です

最大L40の遮音性能、床遮音材「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

床遮音材 わんぱく応援マット

L値って何?

L値とは上の階で生じた音がどの程度階下に聞こえるのかを基準として音の伝わりにくさのレベルを示した数値です。L値の数字は小さいほど遮音等級が高いことを意味します。L値の後にさらにLが付くとライト、軽音を意味し、Hが付くとヘビー、重音を意味します。

マンションの規定ではLLの軽音の等級を求めるところがほとんどです。一般的にLL45、厳しいところだとLL40の規定があります。

LL45の場合、椅子を引く音や物を落とした音など、上階の生活が多少わかる状態ではありますが、音の伝わりは小さく、意識するほどではないという数値、LL40の場合は、物を落とした音、椅子を引く音はほとんど聞こえず、上階の物音はかすかで、気配は感じるが気にならないという数値になります。

床の遮音材「わんぱく応援マット」も、JIS規格に基づく遮音試験を実施しており、遮音性能は最大L40を達成しています。

遮音性能L40の床遮音材「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

床遮音材 わんぱく応援マット

床衝撃音って?

床に衝撃が加わり、発生する音を床衝撃音といい、主に2種類のレベルに分けられます。スリッパで歩く音や金属製のスプーンを落としたときに発生する軽くて硬い音はLLで表示される軽量床衝撃音。子供が走り回ったり重量のあるものを落としたときに発生するのは重量床衝撃音で、LHで示されます。

重量床衝撃音に関しては、もともとの下地のコンクリートの厚みや、構造などが影響するため、マンションなどでのリフォームの際に求められるのは、軽量床衝撃音の軽減となることがほとんどです。

遮音性の高さはカーペットがピカイチ

騒音を軽減する床材として効果が高いものとしては、「カーペット」が挙げられます。カーペットと猫

昔のマンションではカーペット敷きの物件が多かったですよね。

カーペットはLL40等級相当の遮音性能があるとも言われています。音を吸収する最大の要因は、柔らかく弾力のある素材。空気を含んだカーペットの素材が衝撃音を抑えてくれます。フカフカしたカーペットが防音に高い効果を発揮することは容易に理解できます。

私の実家でも寝室や子供部屋などはカーペット仕上げになっていたし、今の自宅でもクッションフロアの上にタイルカーペットを敷いています。防音性だけでなく、色や柄など豊富なデザインから選べて足ざわりも良く、万一転んだりしたときの衝撃も抑えられるから、赤ちゃんや高齢者がいるご家庭でも安心です。

絨毯の場合、飲み物をこぼしたときのシミや食べこぼしの掃除のしにくさ、ダニの心配などが少し気になるところですが、じゅうたんと違い、タイルカーペットの良いところは汚れたシートだけを外して手洗いすることができるところです。

50㎝ほどのタイルカーペットはレイアウトによって様々な組み合わせができることも人気なようですね。タイルカーペットであれば大がかりなリフォーム工事をせずにdiyで床の防音・遮音対策ができます。

コルクマットは遮音性も優秀で便利

コルクマットも防音性が高い床材の代表です。特に最近では、コンパクトなサイズにカットしたものをパズルのようにつなぎ合わせて使うタイプが主流になっています。

コルクマットと犬

コルクマットは、コルクを細かく砕いたものを圧縮して作られており、隙間に空気を含むことができることからクッション性が確保され、衝撃を吸収、それによって吸音性が発揮されるという仕組みです。その性質上、防音性だけでなく保温性にも優れていることやベタベタしない足ざわりで人気があります。

また、いくつものピースをつなぎ合わせて使うため汚れたり傷が付いた部分は新しいものに簡単に入れ替えられるのでメンテナンスの心配がありません。ただ、コルクのカケラがポロポロと出てくることやコルクの性質上、床暖房が使えない製品がほとんどなのがデメリットだといえます。

床下に空洞を作り防音をとる二重床は厚みと金額が高くなる

遮音性を求められるマンションで防音性の低いフローリングを取り入れるのはなかなかハードルが高いといえます。というのは、カーペットやコルクなどの柔らかく弾力性のあるタイプのLL素材と違い、硬質な素材であるフローリングは音の伝導率が高く、防音性は低い分類に入ります。

空気を含んだカーペットやマット、コルクに比べ、フローリングは、足音だけでなく、椅子を引く音や物を落とした音なども響きます。そのため、マンションのリフォームでフローリングの採用は厳しい審査がなされる場合がほとんどです。

それでも「フローリングに張り替えたい」という希望は多く、防音を保ちつつフローリングにするために「二重床」と呼ばれる特殊工法(コンクリート下地の上に専用支柱を立てその上に合板などの床下地を作り、仕上げ床を乗せる方法)が取られることもあります。

しかしその方法は手間がかかり、それゆえ予算もとても高くなるのが現実です。さらに高さが出るのでマンションの浅い床下に作るには建具を削るなどの高さ調整が必要になる場合があります。床が上がることで、天井が低くなり、圧迫感を感じることもあるようです。

防音性のある直貼りフローリング

「予算も抑えつつ防音を確保し、高さも出さずにフローリングにしたい」という難しい要望に応えるために開発されたのが防音性のある防音直貼りフローリングです。コンクリートスラブの上に直接貼って、防音性も確保するためにフローリングに防音性のあるクッション材が貼り付けてあるもの。

フローリングの種類には、複合フローリングや無垢フローリングなど様々なタイプのものがあって選択肢も多く、フローリング派の方には嬉しい万能型の防音性床材と言えます。遮音が確保されており、遮音材とフローリングが一体型で予算を抑えられる防音直貼りフローリングは画期的な商品でした。

なので、マンションでフローリングにしたいという場合、直貼りフローリングを使うことが当たり前でした

しかし、万能と言っても欠点もあります。
それは「フワフワする感触」

歩くとフカフカしてしまうので、ひどい人は酔っているような感覚を抱く人もいるようです。ふらふらする

歩くたびにフワフワすることが気になってしまったらせっかく気に入ったフローリングを選んでも、意味がないですよね。

固くて遮音性も確保できる遮音床とは?

マンションにフローリングは不向きなのでしょうか・・・。

フローリングにしたいけど、フワフワした床は嫌だ…高さの問題があるから二重床にするのも無理・・・。究極のワガママと言えそうですが、実は、遮音性も確保しつつフワフワせずフローリング仕上げにできる方法があるんです。

それが、アトピッコハウスのわんぱく応援マット。

床の遮音材「わんぱく応援マット」の遮音性能は、最大L40。厚みは、11mmなので、2重床のように床が高くなりません。

最大L40の遮音性能を発揮する床の遮音材「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

床遮音材 わんぱく応援マット

これは、直貼りの防音フローリングとは違い遮音材とフローリングとは一体型ではなく別々のものです。。

わんぱく応援マットは、フェルトとゴムの2層構造で厚み11㎜。マットなので二重床ほどに厚みも出ず、フカフカしない硬さを確保しつつ、遮音等級もとれるのです。床下に敷き込むタイプの遮音材となるので、仕上げ材を選ぶことができます。

その性能は、第三者機関で試験をして証明されていて無垢フローリング仕上げならLL45等級、合板フローリング仕上げならLL40等級の遮音性能があります。試験結果書類もご用意しています

しかも、床暖房に対応している製品なので床暖房とフローリングの両方を実現できるという嬉しいおまけつき。ただ、一体型の直貼り防音フローリングとは違い、遮音材とフローリングを別々に購入する必要があるため材料費、施工費ともに直貼り防音フローリングよりは予算がかかります。

しかし、施工方法としては、わんぱく応援マット自体はコンクリートスラブに直接敷きこんでいくだけなので難しい施工ではなく快適な生活の質を考えれば、長い目で見て価値の高い製品であるといえます。
それぞれの製品に長所短所があるので、何を重要視しているのかをしっかり見極めて最適な製品を選んで下さいね。

最大L40の遮音性能「わんぱく応援マット」の詳細は、こちら

床遮音材 わんぱく応援マット

まとめ

マンションなどの集合住宅には自分だけでなく、様々な生活環境の人が密接しています。受験を控えた学生さんがいるかもしれないし、療養中の方もいるかもしれません。昔のように近隣とのコミュニケーションが密というわけでもなく、どんな人が住んでいるか知らないという人も多いでしょう。

しかし、いずれもいえるのは思いやりを持って生活をすること。

特に、床の防音対策は管理組合で定められている規定以前に、階下へのマナー。音のトラブルを防ぐためにも、そしてストレスのない生活を送るためにも床の遮音材はきちんと見極めましょう。

よくあるご質問

フカフカしないで遮音を取る方法ってあるの?

わんぱく応援マットは11㎜厚の遮音材単体です。
圧縮したフェルトとゴムの二層構造のマットのため、フワフワしません。床下に敷きこむことで遮音が取れるので、仕上げ材も選ぶことができ、おすすめです。(無垢フローリング、合板フローリング、コルク、クッションフロアで遮音試験を通っています)

遮音規定って何?

床のリフォームの際に、これだけの遮音性能を確保してくださいねというマンションごとの規定になります。遮音規定はL値等級で示し、L値は、JIS(日本工業規格)にもとづく方法で実験室で測定したデータから実際の現場での遮音性能を推定したものとなります。

遮音性の高い床材ってどんなものがあるの?

畳やカーペットなどの空気を含む床材は防音性が高いです。これらの床材に含まれる空気が音を伝わりにくくするので、足音などや物を落とした音などの衝撃音を軽減してくれます。

直貼り防音フローリングって何?

畳やカーペットなどの空気を含む床材は防音性が高いです。これらの床材に含まれる空気が音を伝わりにくくするので、足音などや物を落とした音などの衝撃音を軽減してくれます。

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床遮音材 わんぱく応援マット