アトピッコハウス ブログ
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新築と中古マンション、どちらがお得?

2023/06/08
2023/06/09

日本人は新しい建物が好きです。

それは「常若(とこわか)」という
神道の考え方が影響していると言われています。

「常若」とは神道の考え方ですが、
大部分の日本人は神道を意識することなく生活しています。
そして「常若」という単語を知らない人も多い。

にも関わらず、
持ち家を考えた時、

まずは新築と考える方が多いって面白いです。
脈々と受け継がれてきた、
日本人のDNAに神道が組み込まれているようです。

 

新築信仰は数字で示すことができます

無垢フローリングや塗り壁専門の建材メーカー
アトピッコハウス(株) 後藤裕美です。

住宅の新築信仰は、
統計調査で数字でも表れています。

総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」によると、
日本の総住宅数は6240万7000戸。


そのうち持ち家は3280万2000戸。持ち家率は61.2%です。

持ち家のうち新築で建てたもの、
新築住宅を購入したもの、
建て替えしたものを合わせると7割近くにのぼります。

平成28(2016)年から
平成30(2018)年9月にかけて建てられた住宅に関しては
建て替えも含めて9割以上が新築住宅です。

新築を好むのは文化なのか?

神道の考え方である「常若」がDNAに組み込まれていると同時に、

住まいを手直ししながら住み続けるという価値観が、
高度成長位以降の、
使い捨て文化の中でなくなったことも、
1つの要因と言えます。

ほんの少し前まで、
住まいはメンテナンスしながら
住み続けることが普通でした。

昨年は建具、今年は畳、来年は水回り、
そろそろ屋根も手入れが必要だねぇ。

こんな風に、
ざっくりと計画して、
受け継いだ家を大切にしてきました。

子供たちは、
大工仕事を横目で見ながら、
家についての知識が自然と身に付きます。

玄関かまち、鴨井、敷居など、

今は死語となっている単語もたくさんありますが、
「家づくり」という文化が、
なくなってしまったんですよね。


新築信仰が、終焉を迎えています。

家を受け継ぐという文化がなくなって半世紀が過ぎました。
この半世紀は使い捨ての文化。

ご多分に漏れず、家も使い捨て。

ローンが終わる前に建て壊して売却する。
それが当たり前になったからか、
30年ぐらいでガタガタになる家も少なくありません。


メンテナンスをし続ければ、
もっと長く使えると思うのですが、
今やメンテナンスという単語すら死後。
メンテナンスフリーが当たり前です。

さらに中古住宅よりも、
新築した方が税制上や、
ローン申請などで有利な部分があることも、
新築を後押ししています。

でも今、Z世代を中心に、
この使い捨て文化に疑問を持ち、

古い物を活用することに抵抗のない層が増えています。

抵抗がないというより、
古い物の方がカッコいいんじゃない?

という文化が古着を中心に育まれていて、
その流れが住宅にも押し寄せてきています。

コロナ禍で急な在宅勤務に対応するため、
すぐに中古マンションや中古住宅を購入し、
自分好みにカスタマイズする方が増殖しました。

急場しのぎとはいえ、
改めて中古マンション、
中古住宅のポテンシャルの高さを
理解してもらえた期間だったかもしれません。

新築が高騰している今、中古マンションはねらい目です。

アトピッコハウスは以前から、
無理して新築を選ぶのではなく、

手の届く中古マンション、
中古住宅をお勧めしてきました。
新築では手に入り難い、
漆喰や無垢フローリングも、

中古マンション、
中古住宅のリノベーションならば、

簡単に手に入るからです。
漆喰や無垢フローリングは、
素材そのものの耐久性が誓います。

さらに室内の湿度を
コントロールする調湿性能が備わっているため、
結露による建物の劣化を防ぐことができるんです。

しかもランニングコスト、ゼロ。

どんなに省エネ設計とはいえ、
機械は電気が必要です。
停電になれば動かなくなりますが、

漆喰や無垢フローリングの調湿性能は、
電気の有無は影響しないんです。

中古マンション、中古住宅を購入して心地良く暮らそう!

中古マンションや中古住宅を
お勧めし続けているアトピッコハウスですが、
売却損等の知識は持ち合わせていませんでした。

一般社団法人日本マンション投資アナリスト協会会員である
古江氏の話 の話を聞くチャンスがあり、


中古マンション、中古住宅が、
選んで購入することができれば、
かなりメリットが大きいことを
改めて実感することができました。

以下の表は家賃という表現を使っていますが、
家賃=資産価値と考えることができます。

(1)新築マンションは、入居後の早い段階で、大きく資産価値が目減りしている。
(2)中古マンションは資産価値が緩やかに下がる。
(3)ワンルームマンションの資産価値には下限があり一定の基準で推移する。
(4)中古マンションは購入金額から大きく資産価値が下がらない。
※条件により異なります

表作成:
『絶対に失敗させない・騙されさせない !「ワンルームマンション投資アドバザー」現役みずほ証券マン 古江 亮太氏』

家賃と価格に下限があるのは、
特に東京都23区内のワンルームマンションに、
常に強く見られる 特徴ですが、

新築を買って保存登記をした時から、
価格が2割は下がるという傾向は、
どんなマンションでも基本的には同じです。

ただし資金に余裕があって、
新築マンションを購入するのなら問題なし。

もしもローンを組んで住宅を購入をするのなら、
この表を頭の隅に入れておいていただければ、
家づくりに失敗することがなくなりますよ。

 

マンションは価格に下限あり。だから背伸びして新築に手を出さないで!

中古マンションや中古住宅を空家にしたくない国は、
様々な法整備を整えようとしていますから、

どんどん購入しやすい環境が整ってきます。

建売やマンションはもちろん、
注文住宅でさえ漆喰や無垢フローリングを
採用できないケースも少なくありません。

漆喰なら、今人気の間接照明も、
ぐっと雰囲気を出すことができます。

一般のフローリングの耐久性が15年程度。
無垢フローリングは30年。
しかもメンテナンスは自分でできます。

湿度をコントロールしてくれるから、
結露もなくなり、
室内干しでもカラっと乾きます。

ファブリーズ、不要です。

中古マンションや中古住宅の耐久性は、
購入前に専門家に確認すれば、
さらに安心です。

アトピッコハウスも中古住宅をフルリノベーションしました。

アトピッコハウスでは定期的にイベントを開催しています
実際の建物で数時間過ごしていただければ、
気持ち良さが、きっとおわかりいただけます。