アトピッコハウス ブログ
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布クロスと塗り壁、どちらにしますか?

2021/06/04
2021/06/06

布クロスとは、自然素材クロス(壁紙)の1種ですが、布クロスにするか、塗り壁にするか迷う方がいます。室内の雰囲気を決定する大切な内装ですから、迷うのも無理はありません。
そこで、意匠性、機能、費用、施工方法、メンテナンス、メリット、デメリットなどを通して、布クロスと、塗り壁の違いをご紹介したいと思います。

クロスと、塗り壁で迷う人は多い

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。

「布クロスにするか、 塗り壁にするかで迷っています。」

比較で迷う

たまにこのようなお問い合わせを頂きます。

漆喰か珪藻土のどっちにするかで迷う方は多くいらっしゃいます。

どちらも同じ塗り壁ですし、
その違いが分かりにくいのかなと

塗り壁選びで迷う方の理由は想像がつくのですが、
(漆喰と珪藻土の違いはこちらで詳しくご紹介しています。)

正直いいますと、布クロスと塗り壁では
見た目も素材も、雰囲気も全く違うのに
どうして迷うのだろうと不思議に思っていました。

ですが最近、

布クロスと塗り壁とで迷われているお客様の傾向がわかり、
その様子が少し想像できるようになりました。

布クロスと塗り壁で迷っているお客様の傾向とは?

「ビニールクロスでないものを探している」
「ビニールクロスが嫌いなので、とにかく自然素材がいい」

など、「ビニールクロス以外」ということを
壁材を選ぶ基準にしている方が多いのです。

白い壁

ビニールクロスを嫌う理由は 何となくであったり、
有害そうだからと考えていらしたり、それぞれです。

なるほど。

わたしは、子供の頃からビニールクロスに
お世話になっているので嫌いではありませんが、

本物の布クロスや、
珪藻土や漆喰の塗り壁に触れるようになって、
自然素材って快適で、なんとなくいいなあと思うようになりました。

そして、 布クロスと塗り壁材で迷われている方の傾向として、
お手入れ方法を気にされる方が多いです。

布クロスと塗り壁、決めきれない方のために、

様々な面から違いを比較し、

布クロスと塗り壁の、メリットデメリットをご紹介します。
壁材選びのヒントになれば嬉しいです。

布クロスとは?

布クロスは、あたりまえですが布で出来ています。

麻や綿などの天然素材の糸と糸を織った
織物に紙を裏打ちしたものです。

すっぴんクロス

独特なボリューム感や、温かみがある肌触りで、
織り方がゴージャスな商品もあります

美術館の展示品を飾る壁に使用されることや、
ホテルのロビーや結婚式場など高級感を出す場所で、
使用されていることが多いです。

昔は、布クロスが当たり前でしたが、
ビニールクロスなど新建材ができてからは、
一般家庭では見ることが少なくなってきましたが、

近年では、そのエコな素材に注目されています

アレルギーなど敏感な体質な方だけでなく、
家の内装材を自然素材を使いたいという方。
ビニールクロスを使いたくないけど、
塗り壁はハードルが高いという方にも選ばれています。

サンゲツやシンコール、リリカラさんなど、
大手メーカーでも、取り扱い数は少ないです。

「織物調」と商品名についている場合、
それは布クロスではなく、織物のような柄の壁紙に
なりますので、注意が必要です。

ビニールクロスに比べると、
貴重な素材で丁寧な施工が必要ですので、
工事費・商品代ともに価格差があります。

塗り壁と比較すると、価格はおさえられますので、
塗り壁からクロスへの仕様変更はしやすい傾向にあります。

塗り壁材とは?

漆喰や珪藻土が有名です。
天然の鉱石や粘土が原料となります。

外装材の他、内装材としても注目されていて、
浴室以外であればどこにでも塗ることができますし、

壁だけでなく天井にも塗ることができます。

天井にも塗り壁材を塗っている画像

昔ながらの和室の渋い色の塗り壁材を
想像される方も多いかもしれませんが、

淡い色目のものもあるので、
住宅の部屋を問わず使って頂けます。
(玄関、トイレ、洗面所、リビングダイニング、寝室)

珪藻土が人気ですが、塗り壁材には調湿性能があります。

空気を吸って吐くという機能があるので、
室内を快適な湿度に保てます。

高湿度な日本の環境にもピッタリな内装材です。

専門の職人が施工するので、
工事費用は、高く見積もられる傾向があります。

布クロスの施工方法

ビニールクロスとの施工方法の違いについてですが、

布クロスは突き付け張りという張り方をします。
厚手なので、取り扱いは丁寧に。
匂いの少ない専用糊を適量塗布し、壁に貼り付けます。

クロスを施工している画像

また、下地の凸凹をひろいやすいので、
下地処理も綺麗に済ませておくことが重要です。

クロスの上に汚れをつけてしまうと最悪なケースは張り直しとなるので、
継ぎ目部分を丁寧に張り合わせることが重要です。

ビニールクロス以外は施工をしたことがないという業者さんも多いので、
施工できないと断られるケースもあるようです。

塗り壁材の施工方法

新築の場合は、石膏ボードがほとんどなので、難しくありません。
ジョイント処理をした上に、専用の下地材を施工します。

下地材(シーラー、下塗材)はメーカーごとに商品があるので、
メーカーが推奨している下地材を使うことをおすすめします。

リフォームの場合、
下地が現場によって異なります。
クロスだったり、土壁だったり、コンクリートだったり。

その場合、下地に合わせて適切な下地処理が必要です。

この下地処理が重要で、
丁寧にしておかないと、色ムラや隔離などのトラブルに
繋がってしまいます。

左官作業をしている画像

施工する際は、専門の道具が必要です(撹拌機、コテなど)。
道具の調達も大変だし、広い面積の場合、
左官職人さんによる工事が望ましいです。

左官作業をやってみたい、挑戦してみたいということであれば、
ホームセンターでもDIY用に攪拌済みの商品も売っています。

内容成分が気にならないのであれば、
DIY用の商品から挑戦して頂くことをおすすめします。

布クロスのメンテナンス方法

布クロスや、塗り壁のお手入れ方法がわからない。

子供がいるけれど 泥んこの手で触ったら、
布クロスや塗り壁はそれぞれどうやって汚れを落としたらいいのか?

お掃除の画像

どちらかお手入れが簡単な方にしたいと
考えている方もいらっしゃいます。

布クロスと塗り壁、 お手入れ方法はもちろん異なります。

不思議なことに、
布クロスって汚れがつかないんでしょ?
布クロスって、汚れが落ちないんでしょ?
と、対照的なお問合せをもらいます

まず、汚れが付かないということはありません。

手で触れば汚れはつきます。
ですが、静電気を発生しないので
ビニールクロスのように埃やタバコの煤を寄せ付けません。

では、ついてしまった汚れはどうするか。

お洋服と同じ布なので、
泥んこになったらお洗濯が出来ればいいのですが、
壁材なのでそうもいきません。

汚れによって、
ガムテープでペタペタ取ったり、
消しゴムで擦って落としますが、

水分を含んだ汚れはシミになります。

布クロスのメリットは、
糸を織りこんで作っているがゆえの丈夫さと
経年変化の美しさ!

物をひっかけても簡単には破けませんし、
シミもビニールクロスのように悲しい跡にならず、

汚れというより、
ヴィンテージの洋服のような味わいに残せます。

塗り壁材のお手入れ方法

では次に、塗り壁のメンテナンスはどうかというと、

一番お問い合わせが多いのは、

ボロボロ剥がれるのではないか
ヒビが入ってしまうのではないかというもの。

確かに昔の塗り壁はボロボロしたり
ヒビが入りやすかったりしたようですが、

ボロボロ崩れた壁

今は塗り壁にもいろいろ種類があり、
表面が固く仕上がるものも出ています。

固く仕上がっているものを選べば、
触れても白くならない、
洋服が当たってもボロボロしないだけではなく、
お手入れもしやすくなります。

表面が固い塗り壁であれば、

汚れがついても
消しゴムやサンドペーパーで落とすことが可能なのです。

また、お醤油やコーヒーなどの汚れは
キッチンハイターを試すこともできます。

特別な道具を用意せずにお手入れできるのです。

布クロスのメリット・デメリット

<布クロスのメリット>

  • 静電気が発生しにくいので、ホコリが付着しにくい。
  • ホコリがたまることによる黒ずみ汚れが発生しにくい。
  • 調湿性能がある。
  • 丈夫で、耐久性がある。
  • 優しい色合い、ゴージャス感がある。
  • 自然素材由来なので、人にやさしい。
  • 糊は自然素材由来のものを使えば、匂いも気にならない。

<布クロスのデメリット>

  • 汚れが付着したら、ビニールクロスのように拭き掃除ができない。
  • ビニールクロスより商品代、工事費用が高い。
  • 施工が難しい。施工したことがない施工業者もいる。
  • ビニールクロスに比べると種類が少ない。

塗り壁のメリット・デメリット

<塗り壁のメリット>

  • 調湿性能に優れているので、空気が綺麗になって気持ちが良い。
  • 湿度コントロールすることで、カビの発生をおさえられる。
  • 消臭性能がある。
  • 独特な雰囲気が出て、意匠性に優れている。
  • 丈夫で耐久性がある。
  • 長く使えるので、コストパフォーマンスが高い。
  • ホコリがつきにくいので、ノーメンテナンスでOK
  • 様々なパターンをつけられる。
  • 耐火性が高い。

<塗り壁のデメリット>

  • 施工は職人が望ましいため、工事費用が高くなる。
  • 汚れが付着しても、拭き掃除ができない。
  • 細いひび割れ(ヘアークラック)はつきもの。

布クロスと塗り壁を選べない方にお勧めしたいのが予算決め

そして最後に、
布クロスと塗り壁を選べない方にお勧めしたいのが
予算決めということ。

実はこれが一番大事なのですが、

いろいろ種類があって決められない!

という方の中にも
予算を知れば、
あっという間(!)に決まってしまう場合もあるのです。

家のローンを組む際もそうですが、
後々の家族設計のシミュレーションをしますね。
固定資産税はどのくらい年間払うのか、
管理費はどのくらいか。

自然素材の布クロス、塗り壁材ともに
耐久性が高いので、長く使えるので、
長い目で見るとコストパフォーマンスが高いのです。

耐久性が高いということは、
リフォーム費用をおさえられます。

自然素材の家を実現するには、
予算決めからなのです。

家の予算を考える

よくあるご質問

布クロスは、DIYできますか?

布クロス「すっぴんクロス」は、DIYができません。布クロスを施工した経験のある職人さんの作業を推奨します。
塗り壁材に関しても、職人の施工が望ましいですが、DIYの方向けに最初から練られている商品もあります。当社の珪藻土「はいから小町」と漆喰調塗り壁「漆喰美人」は乾燥がゆっくりなので、DIYができるかもと案内している商品です。

布クロスのおすすめの色は?

布クロス「すっぴんクロス」は、麻や綿の糸を使用しているので、ナチュラルな印象です。キッズシリーズが人気です。当社の塗り壁材は、白やグレーが人気です。色粉を混ぜて色を作る商品の場合、攪拌不足・乾燥不足で色ムラが発生することがあります。冬場は「白華現象」が起こることがありますが、白色にすると目立ちにくいです。

布クロスは、カビが生えませんか?

布クロスも塗り壁材も透湿性能に優れているので、カビが生えにくい環境づくりはできますが、1面だけ1部屋だけ塗っても効果が発揮しにくいです。広い面積に施工して頂くことで、性能を発揮することができます。また、窓を開けて空気を入れ替えるという生活をしなければ、空気が滞ってしまうので、カビが生えてしまうことがあります。
つまり、適切な環境づくりをして頂ければ、カビが生えることを心配する必要はありません。

布クロスはどこから買えますか?

当社の布クロス「すっぴんクロス」は、ホームセンターや建材店ではお求めいただけません。
オンラインショップがございますので、お施主様が購入し、業者に支給することも可能です。注文数量は施工会社に確認してください。

布クロスか塗り壁か、ヒントが欲しい時は、
資料請求からお試しください。

すっぴんクロス漆喰か珪藻土か?

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