アトピッコハウス ブログ

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日本の伝統・畳の良さを見なおす

  • 11
  • 7月
  • 2016

日本伝統の建材の筆頭として知られる畳が
30年間で約3分の1まで減少しているというデータは

日本人として衝撃を受けると同時に
これほど日本の気候と文化にピッタリの建材が
その伝統の灯を消してしまおうとしていることに
危機感をも感じてしまいます。

そんな時代だからか、畳ってそもそもどんな構造なのか?
今はどんな畳が主流なのかということを知る人も
少なくなっています。

そんな日本の伝統建材・畳についてご紹介していきます。

滅びゆく日本伝統の建材

日本人ならやっぱり畳!

アトピッコハウス㈱、名古屋出身・スタッフの平野 亜矢子です。

先日、テレビで「日本の職人さん」を紹介する番組を放送していました。
そこで、初めて知ったものがあります。

それは「油団(ゆとん)」という日本伝統工芸の敷物です。
畳の上に敷いて使う、冷んやりと気持ちのいい夏の敷物。

作り方は、和紙を13~15枚重ねて貼っていき、
表面に荏胡麻油を、裏面は渋柿を塗って仕上げます。

言葉にしてしまうと簡単ですが、
和紙といっても、大きい1枚をペロンと貼るのではなく、小さいピースを
8畳の注文なら8畳分の大きさまで貼っていき、それを13~15回繰り返す。

しかも、和紙を貼ったら空気抜きのため、上から刷毛でトントン叩き
8畳分を貼り終えたら、一度乾燥させてから、次の重ねを行うという
気が遠くなる時間と手間のかかる仕事。

使えば使うほどにあめ色のツヤを増し、
上手に使えば100年以上使うことができるこの油団。
繊細な技と、自然な美しさに思わず見とれてしまいますが
今では油団を作っているのはただ1店舗のみなんだそうです。

油団は今や絶滅の危機に瀕しているといえますが、
絶滅とまではいかなくても、和室の減少にともなって、
襖(ふすま)や障子(しょうじ)、欄間(らんま)など
日本伝統の建材を知らない子供たちも
増えているといいます。

そんな中で、日本伝統の建材でも最後の牙城ともいえる畳は
年々その生産量を減らしているとはいえ、踏ん張っているといえます。

現代の畳と伝統の畳、その違いとは

日本伝統の建材である畳ですが、近年普及しているものは
実は伝統的なものではなく、「化学畳」とも呼ばれる
「畳“風”」のものが一般化しているんです。

伝統的な本物の畳がどういうものかというと、
ワラで編んだムシロの上に、稲わらを縦横交互に重ねた床(とこ)の上に
天然泥染したイグサを編んだ畳表を巻き付け、純綿のヘリで仕上げたものです。

では、現代普及している「化学畳」はどんなものかというと
床には稲わらを用いず、発泡スチロールの床で、そこに
着色したイグサの畳表、またはビニール製の畳表を巻き付け
化繊のヘリで仕上げたもの。

化学畳が普及した背景には、どんどん気密性が高くなる
現代の住宅事情があります。

気密性の高い家は夏の日中、温度や湿度が過剰に高くなり、
さらにはエアコンの普及によって、
昔より換気の頻度が圧倒的に下がったことで、
ダニやカビが発生しやすいイメージが
すっかり定着したことが挙げられます。

そこに加えて、本物の畳の材料である
「稲わら」や「いぐさ」が年々入手困難になり、
本物の畳を作れる職人さんが減少していることも
化学畳の普及に拍車をかけているといえます。

日本伝統・本物の畳の良さとは?

確かに、発泡スチロールの床とビニールででできた表は
カビも生えにくく、虫も付きません。
濡れたらサッと拭ける手軽さもあります。

では、本物の畳の良さはどこにあるかというと、
まず「香り」がまったく違います。

床に使われるワラももちろん植物なので良い香りですが、
何より、表の「イグサ」の何とも言えない癒しの香り
ビニール製の表では味わえないもの。
日本人ならばどこか郷愁を感じるものではないでしょうか。

次に、調湿性があります。
ビニールと発泡スチロールの畳では、
湿気を吸ったり吐いたりは当然できません。
ですが、植物由来の本物の畳は、室内の余分な湿気を吸い
乾燥するときには水分を放出してくれるという優秀さがあります。

そして、クッション性
ワラで編んだムシロを何枚も重ねて作った本物のワラ床は
発泡スチロールでは得られない、極上のクッション性があります。
転んでも衝撃を吸収してくれるほどの適度の弾力性は
ゴロゴロ寝転ぶには、
最高の快適空間を作り出してくれます。

さらには、本物のワラ床の畳は、耐久性が高いです。
現代の畳の耐用年数は、およそ10年と言われますが
ワラ床の一級品の畳は、裏返し(畳は両面使えます)、
表替えを適切に行い、換気やお掃除をきちんとすれば
30年以上も使えるエコな建材なのです。

その上、冒頭でご紹介した油団同様に、
使えば使うほどあめ色の輝きを増し
使い込んだからの美しさを味わうことができるのです。
これは化学畳にはない、本物ならではの味わいです。

日本の生活には日本の建材・畳を。

高温多湿の日本、靴を脱いで素足で生活する日本は
本来、畳が最適な床材だったのです。

小さな赤ちゃんや高齢者の方がいるご家庭では
畳の部屋が何かと使い勝手もよく安心ですし、
疲れたときに、布団を敷かなくてもゴロンとできる空間は
働き盛りの皆さんにも嬉しいですよね。

そして、ゴロゴロするならやっぱり
自然素材でできた、安心で気持ちのいい
本物の畳がいい。

アトピッコハウスでは、国産の稲わらで作った畳床に、
国産・天然泥染のイグサで作った畳表、
純綿のヘリ、防虫には薬ではなく「麻シート」を使った
オール「自然素材」の「ほんものたたみ」をご提供しています。

床に使う稲わらも、1年かけてじっくりと自然乾燥させているから
発酵熱で虫や虫の卵も退治できるので、虫が湧く心配はありません。

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アトピッコハウスが、きちんと足を運び、品質と仕事をその目で確かめ
信頼が置ける農家さん・職人さんと契約を結び
一つ一つ手作りした、「工芸品」と言える畳です。

その気持ちよさを味わうと同時に、
日本人として誇れる文化を応援する気持ちも込めて
ぜひ、畳のお部屋をしつらえてみて下さいね。

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