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家づくり 壁の色はどう選ぶ?

珪藻土の価格は、高いか安いか

2017/05/09
2021/11/20

珪藻土の塗り壁にリフォームしたいという希望を持ちながら、
価格で断念しましたという方もいると思います。

しかし、考え方次第では、あきらめる必要はありません。では、珪藻土の価格は、高いのか、安いのか?どうやれば、珪藻土の塗り壁を実現できるのか、書いてみたいと思います。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」の詳細はこちらです。

珪藻土塗壁 はいから小町

珪藻土とは?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

珪藻土とは海や湖などに住む藻の一種が死滅した後に残った殻が蓄積されてできた化石です。珪藻土は多数の穴を持ち、その穴に、余分な水分を吸収し、また吐き出すことを繰り返すことで、バスマットや、コースター、そして壁材に使われるようになりました。

特徴としては上記の調湿性能のほか、耐火性や消臭効果などもあります

アトピッコハウスでは珪藻土塗り壁、はいから小町を販売していますが、四国化成さんやエコカラットの商品をご存じの方も多いかもしれませんね。

珪藻土塗り壁のメリット・デメリットとは?

メリット デメリット

珪藻土のメリット

・珪藻土塗り壁は調湿性能が高く、室内環境が快適になる
・珪藻土塗り壁は天然素材である
・珪藻土塗り壁は防火性が高く、万が一火事になった場合有害な物質を発生して燃え上がることがない
・珪藻土塗り壁は意匠性が高い
・珪藻土塗り壁はコテ跡で唯一無二の壁になる
・珪藻土塗り壁は日本の気候に合った内装材である

珪藻土のデメリット

・珪藻土塗り壁は材料費、施工費ともに割高になる
・珪藻土塗り壁は施工する人の腕により、仕上がりが左右する
・珪藻土塗り壁は拭き掃除ができない
・珪藻土塗り壁は施工範囲が狭いと性能を実感できない

珪藻土塗壁 はいから小町

珪藻土は日本の気候に合った内装材

珪藻土塗り壁にはメリット、デメリットそれぞれありますが、珪藻土を選択する中で特記すべきメリットはやはり高い調湿性能でしょう。珪藻土塗り壁は高温多湿である日本の気候にぴったりな内装材です。

余分な湿気を吸い込み、吐き出すことで室内の湿度環境を調整してくれるのです。

ただし、デメリットに書いたように珪藻土が吸い込める湿気にも許容があるため、狭い範囲での施工や、湿度が高い北側の部屋のみを施工しても快適さの実感はできない可能性があります。

また、余分な水分を吸った後は吐き出す必要があるため、窓を開けるなど換気をよくし、通気性の良い環境を作ってあげることも必要です。

珪藻土塗り壁の価格そのものは、クロスの3倍

珪藻土の価格は高いの?

珪藻土の価格が高いということは、広く知られていると思いますが、なぜ価格が高くなるのでしょうか。まず、珪藻土は、塗り壁ですから、クロスを貼るような訳には行きません。
珪藻土はクロスに比べて材料代も高いし、なによりも、工事に手間暇がかかります。丁寧な下地作りから始まり、季節、温度、湿度を見ながらの材料作成に施工、養生する時間も必要ですので、その分の工期も見なければいけません。

価格でいうと、珪藻土の塗り壁は、クロスの3倍はすると思います。ひょっとしたら、もっと高くなるかも知れません。最低3倍と考えるが、妥当なのかも知れません。しかし、価格と価値という問題がありますので、3倍の費用を払ってでも、珪藻土にする価値を感じられるとするならば、単純に「高い」とは、言えなくなる訳です。

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珪藻土塗壁 はいから小町

塗り壁比較なら、珪藻土は漆喰よりも安い

珪藻土の価格は、クロスと比較すると、最低3倍という話をしましたが、漆喰風の塗り壁と比較すると、同じ金額か、多少、珪藻土の方が安いと思います。では、なぜ、漆喰よりも、珪藻土の価格の方が、安くなるかというと、「下地の処理」の問題があるからです。
珪藻土系の塗り壁は、下地をローラーなどで仕上げられる製品が、比較的多くありますが、漆喰系の塗り壁は、下塗り材が左官材でのコテ仕上げが必須となっているケースが多いのです。

ローラーで塗りつける下地材であれば簡単ですが、コテで下地を作る場合は左官材として攪拌して下地材料を作り、コテで丁寧に均していくというところからスタートするのです。
つまり、下塗りの材料代と、手間暇というのが、仕上げ材とは別にかかってくるので、漆喰の方が、高くなるという訳です。

特にリフォームの場合は手間暇がかかる

珪藻土塗り壁でリフォームをしたいと考えたとき、まずは既存の壁が何かによってもリフォーム施工の工程が変わってきます。状態の良いビニールクロスからのリフォームの場合は、クロスを剥がさずにリフォームすることができる場合がありますが、もし、紙クロスや布クロスなど、ビニールクロス以外のクロスの場合は一度はがしてからのリフォームとなります。

また、既存の壁が珪藻土や漆喰、聚楽壁や京壁などの塗り壁からのリフォームの場合は既存の壁を一度削り落とす必要がある場合があります。ほこりやゴミもたくさん出ますし、住みながらのリフォームはかなりハードルが高くなります。

何に価値を感じ、何を求めるか

内装の壁を珪藻土にリフォームしたいといった場合、なぜ、珪藻土にリフォームしたいのかによって、選択肢も変わるし、費用も変わります。もし、珪藻土風のテクスチャーが気に入っていて、見た目が「珪藻土風」であればいいと言うのであれば、珪藻土クロスでリフォームするという選択肢でもいいかも知れません。

しかし、珪藻土クロスは、しょせんクロスなので、90cmごとに、ジョイントと呼ばれる継ぎ目が現れますし、調湿性能などは、ほとんど期待できません。もし、調湿性能や消臭性能といった機能を求めて、珪藻土の塗り壁にリフォームしたいということであれば費用を捻出して、本物の珪藻土塗り壁にした方がいいと思います。

珪藻土塗壁 はいから小町

珪藻土を選ぶ際の注意点

一言で珪藻土塗り壁といっても、様々な材料があります。珪藻土は自分で固まることができないので、塗り壁材だけでなくバスマットやコースターにも必ず、凝固剤というものが入ります。珪藻土100%という商品はなく、必ず何らかの凝固剤など珪藻土以外の物質が含まれるのです。

その凝固剤により、珪藻土塗り壁の品質は大きく変わります。接着剤を使っているものが多いですが、接着剤は珪藻土が水分を吸収する穴をふさいでしまい、せっかくの調湿性能が下がってしまいます。珪藻土を選ぶときには凝固材として何が使われているのか成分まできちんと調べたほうがいいですね。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、ニガリとマグネシアで固めており、自然素材100%です。

珪藻土塗壁 はいから小町

DIY施工という選択肢もあるけど、仕上がりはそれなり

珪藻土塗り壁の費用が高くなるというところは材料費のほか、施工費が大きいというところはご説明いたしました。リフォーム費用を抑えるために、珪藻土をDIY施工するという選択肢もあると思います。DIY

しかし、塗り壁のDIY施工でのリフォームは準備も、後片付けも、想像以上に大変です。先ほど書いたように、既存の壁が何か、によっても施工の方法が変わってきますし、そこを判断するのは自分です。

しかも、仕上がりは、どう頑張っても、それなりにしかなりません。DIY施工のリフォームでカタログで見るような出来栄えにするのはなかなか難しいです。

珪藻土塗り壁をDIY施工した際の失敗例と原因

・色ムラになってしまった、ジョイントが目立ってしまった
⇒適切な下地処理ができていなかった、乾燥が足りない

・色スジが出てしまった
⇒かくはん不足

・ヘアークラック(ヒビ)が出てしまった
⇒クラックはプロ施工であってもゼロにはなりませんが、
表面をコテでいじりすぎると出やすくなります。

・はがれてきた
⇒下地処理がきちんとできていない。

・冬場の白華現象が起きた
⇒白華現象とは表面に白い粉が浮き上がって硬化する現象のこと。
施工時の室温が低温度だった

DIY施工にするかプロに依頼するかは価値観次第

家族の想い出づくりのために、珪藻土のDIYに挑戦したいという場合は、職人さんに準備も、片づけも全部やってもらって、コテを動かして、珪藻土で仕上げる作業だけやらせてもらえばいいと思います。それでも、仕上がりは、それなりにしかなりません。

「味があっていい」とか「家族の想い出」と考えられる場合は、問題ありませんが、少なくとも、お客様の眼に触れる場所は、気を使いたいものです。ただ、あとは、価値観次第です。

では誰に施工を依頼するのが正解?

珪藻土塗り壁にリフォームしたい場合、誰に依頼すればいいのでしょうか。珪藻土塗り壁を含め、塗り壁材を施工するのは左官屋さんです。ここで塗装屋さんに依頼すると勘違いする方もいますが、左官屋さんと塗装屋さんは仕事内容が違います。

使う道具や材料が根本的に違い、塗装屋さんは刷毛やローラーで仕上げ、左官屋さんはコテで仕上げます。工事業者によっては左官材の施工を塗装屋さんに依頼するという話も聞きますが、左官材を扱えるのは左官職人さんとなります。

また、左官職人さんの腕によっても仕上がりが変わりますが、腕の良い職人さんの場合、㎡あたり1万円くらいの作業費がかかります。

業者さんによっては㎡あたり2,000円~3,000円で請け負っているところもあるようですが、あまりに安い場合は手抜き工事の可能性や腕が悪いということが考えられますので、あまりにも安すぎる業者さんに依頼するのは心配です。金額に目が行きがちですが、適正な料金の業者さんを選ぶようにしましょう。
それは、珪藻土塗り壁のリフォームに限らず、すべての事柄に言えることですね。

費用確保が、先決

珪藻土塗り壁を施工する場合、価格としては、最低クロスの3倍の価格ですから、まずは、その分の費用を捻出しないとなりません。

価格が高いのは、仕方ありません。そこは、調整できません。いいものは、高いのです。しかし、それだけの価値はあります。もし、高いのを承知の上で、珪藻土にしたいということであれば、どこか他の費用を削って、珪藻土に廻すことです。

キッチンやお風呂やトイレといったものは、ちょっと型が古くなったら、格段に価格が安くなりますし、メーカーを変えるだけで、50万、100万といった費用は、捻出できます。あるいは、家を1坪小さく作るということでも、費用を捻出できます。

無限の予算を持っているという方は居ない訳ですから、どこに「費用」を使いたいかを考えて、もし、珪藻土にしたいということであれば、そこに費用を掛ければ、良いのです。

まとめ

珪藻土の価格は、最低でもクロスの3倍はします。決して安くないです。もし、クロスの費用しかないのなら、他を削って、珪藻土塗り壁にする費用を確保して頂くか、そもそも珪藻土は、諦めた方がいいです。

珪藻土塗り壁の価格が高いのは、材料代のほかに、施工の手間暇が、クロス仕上げの何倍も面倒だからです。もし、珪藻土塗り壁の価値が、価格以上であれば、まずは、費用を捻出するところから、準備を始めたらいいと思います。

アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、調湿性も意匠性も高いです。ただ、やはりクロスの3倍はするので、予算確保が大切です。

珪藻土塗壁 はいから小町

 

よくあるご質問

珪藻土を塗ると、部屋が快適になりますか?

珪藻土塗り壁は、調湿性能に優れているので、他の塗り壁よりも、部屋が快適になる筈です。ただし、製品によって調湿性能か違うので、確認が必要です。はいから小町の調湿性能は、業界最高水準です。

珪藻土塗り壁は、DIY出来ますか?

DIYの難易度は、メーカー各社によって違いがありますが、下塗りが必要ないタイプの製品であれば、DIYによる施工も難しくないと思います。珪藻土塗り壁「はいから小町」も、DIYできる製品としてご紹介していますが、美しく仕上げたいと考えられるならプロによる施工をお勧めします。

珪藻土塗り壁はクロスに比べなぜ高くなるのですか?

珪藻土塗り壁は材料自体が天然素材であるため、材料費が高いこと、また丁寧な下地作りが必要であることから工事期間も長くなり、施工費も高くなるからです。

リフォームでも珪藻土塗り壁にできますか

もちろん、リフォームであっても珪藻土塗り壁にすることができます。ただし、既存の壁の状態によってリフォームの方法、工程が変わってきますので、それにより価格もまちまちになります。状態の良い、ビニールクロス以外をリフォームする場合はプロの施工業者さんへご依頼いただくことをお勧めいたします。

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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