アトピッコハウス ブログ
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遮音に関するマンションの基準とは?

2019/12/06
2023/12/21

マンションは、共同住宅なので、
隣家、階下と上手く生活していかないとなりません。

つまり、1階の人以外は、自分宅の床は、
階下のお宅の天井ということになりますので、

スラブと呼ばれる「床」の界壁があるとは言え、
飛び跳ねたり、物を落としたりすれば、

階下に響くというのは当たり前なので、
遮音に関する基準が有って当然な訳です。

マンションの遮音基準は、マンションの作り方にもよるので、
マンションごとに、個別に決められていますから、

まずは、遮音に関する自分のマンションの基準を
確認するところから、リフォーム計画を
スタートさせると良いと思います。

遮音性能L40 わんぱく応援マット

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遮音の基準は、階下への影響

無垢材フローリングの変化

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤です。
マンションの遮音の基準は、「階下」に対するものと、
隣家に対するものの2種類があります。

薄い壁で、隣の物音とか、話の内容が筒抜けになるのも
困りものですが、

階下に、生活音が筒抜けになってしまうのは、
迷惑千万な話です。

そこで、どこのマンションでも、「遮音基準」を設定していて、
仮に、リフォーム等をしたいという場合は、

遮音性能を守ってくださいという話になる訳です。

遮音性能は、L等級で判断

遮音に関するマンションの基準は、Lで表現される
遮音等級で、基準が決められています。

最近では、Δで表現されることもありますが、
あまり普及していないので、

リフォーム期に差し掛かっているマンションの場合は、
L等級いくらの性能で、工事を実施してくださいと

いう話になります。

L値には、LLとLHがある

L値、あるいは、L等級には、LL(えるえる)と、
LH(えるえっち)があって、

主に、LLが重要視されます。

普通にL値というと、スプーンなどを落とした時に発生する
乾いた小さな音が、どの程度階下に

伝わりにくくなるかといった性能で評価します。

LLとは、軽量床衝撃音のことです。

遮音の性能を調べる時には、
タッピングマシーンという「装置」を使って、

遮音材なり、遮音フローリングが、
どの程度の遮音性能を発揮するかを測定する訳です。

遮音の基準は、L40とかL45

今建築されている多くのマンションでは、L40とか、
L45といった遮音性能が一般的です。

L値は、数字が小さい方が性能が高いので、
L45より、L40の方が遮音性能が高いということになります。

多くのマンションでは、L45程度を基準に
遮音等級を決めています。

そこで、現状の床が何であろうと、
床をリフォームする際には、

L45の遮音性能を守らないとならない訳です。

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マンションごとに個別に基準は違う

マンションも、様々な理由から、
「階高」が決まっていますし、床スラブの厚さも
決まっています。

それは、敷地の「建築条件」とか「建築予算」、
最終的な「販売価格」かも知れません。

床のスラブ(界壁)を厚くすれば、階下への音の響きは
少なくなりますから、スラブを厚くした方が、

良いに決まっています。

しかし、床スラブを厚くすると、階高も高くなり、
建築コストもアップします。

つまり、マンションを建築し販売する側としては、
販売して利益が出るような設定にしないとならないし、

マンションを購入する側としては、
「買える金額」でないとならない訳です。

そこで、マンション単位で、遮音に関する基準も違う訳です。

いかがでしょうか?

マンションリフォームをお考えであれば、
マンションで決めている遮音基準を守らざるを得ません。

そうしないと、勝手なリフォームは出来ません。

遮音に関するマンションの基準は、L45とか、
L40というのが多いと思いますが、

個々に違うので、まずは、マンション管理組合に
確認されると良いと思います。

あるいは、これからマンション購入を検討中で、
床リフォームの実施が必須であれば、

遮音に関する基準と、基準をクリアする方法を
確認しておくことをお勧め致します。

アトピッコハウスには、最大L40の遮音性能を発揮する
床遮音材「わんぱく応援マット」がありますので、

マンションで床リフォームをお考えの方は、
資料をご請求ください。

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