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新築のクロスが白すぎた?失敗しないクロスの選び方

2020/03/05
2025/10/22

新築でのクロス選びでは家具と合わせやすく清潔感のある白いクロスが人気ですが、一言で白と言っても白に分類される色は何百種類もあるのはご存知ですか?

そんな何百色もあるとどんな白いクロスを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

今回は新築のクロスを選ぶ際の「真っ白のクロスを選べばいいのか」、「サンプル通りの色が発色されるのか」など失敗しないクロス選びについて書いてみたいと思います。

これから新築の家を建てようと思っている方や、壁のリフォームを検討している方は是非参考にしてみてくださいね。

アトピッコハウスには、すっぴんクロスというオリジナル壁紙がありますが、こちらは、織物壁紙なので、白といっても、化学的な純白ではなく、若干黄なりなナチュラルな白です。
白過ぎるということにはありませんが、感じ方は、個人の感性ですから、資料、サンプルを取り寄せて、ご自身で確認されることをオススメします。

ナチュラルな織物壁紙「すっぴんクロス」の詳細は、こちら

すっぴんクロス

新築のクロス どんな種類がある?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

失敗しないクロス選びをするためには、まずどんな種類のクロスがあるのかを知っておくことが大切になります。今回はよく一般的に使われているクロスをご紹介します。

ビニールクロスとは

洗面所のクロス

ビニールクロスはその名の通り塩化ビニール樹脂などを主原料としたいわゆるビニールの壁紙で日本の多くの住宅で使用されています。壁をビニールで覆う形になるので、下地が凸凹していても上から密封してしまうので簡単にきれいに仕上がります。

ビニールクロスは大量生産ができるため安価な上、無限にある色柄から選べるため、家づくりでは標準仕様として使われています。一般的なビニールのシンプルなクロスに加え、石目調や木目調、塗り壁風や織物っぽいものまで、数多くの選択肢がありお部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

そして、施工のしやすさもビニールクロスの特徴の一つとなりDIYで貼ることも可能です。

また、防汚、防カビ、消臭、抗アレル、抗ウイルスなどの機能壁紙もあり、用途やシーンに合わせて様々選ぶことができます。

紙クロスとは

紙クロスとはパルプや和紙など紙を主原料としているクロスのことを言い、デザイン性があり色や柄も豊富にあります。特に和紙のクロスは通気性や調湿性に優れており、カビを抑える効果もあり、紙クロスは光沢がないため優しい雰囲気のお部屋になります。

しかし、水に弱くシミになりやすいというデメリットもあるため、洗面所やキッチンなど水回りに使用するのは避けましょう。

織物クロスとは

綿や麻などを織り込んで作ったクロスが布クロスです。洋服と同様布ですので、ビニールクロスのように拭き掃除はできませんが、繊維を織り込んでいるため破れにくく丈夫です。

織物クロス

ビニールクロスの様に色柄は多くありませんが、織物ならではの凹凸や風合い、陰影が美しく表情があります。密封されるビニールと違い、通気性がありますので調湿をしてくれるので、お部屋の中を快適な温度に保つ効果も期待できます。

さらに織物クロスは、色合いや織り方で様々なデザインがあるので、ホテルや美術館などでも使用され高級感も演出することができます。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、糸の種類や織り方で、バリエーションを出しています
当初30種類まで増やしましたが、織物工場の廃業・閉鎖等に伴い、現在は、今後も安定供給できる10種類に絞っています。

すっぴんクロスは豊富な種類が人気!バリエーションは、こちらでご確認いただけます

すっぴんクロス

新築のクロスはやっぱり白!人気の理由やメリットとは?

白い壁

クロス選びのスタートはクロスの見本帳を見てという方が多いのではないでしょうか。

様々な色があるクロスですが、やはり白色が人気です。ではなぜ人気なのか、壁のクロスを白色にするメリットなどをご紹介します。

白いクロスは部屋が広く見える

暗い色や濃い色のクロスに比べ、白いクロスの壁に囲まれたお部屋は広く見える傾向があります。なぜなら、白色は膨張色なので、お部屋が広く見え圧迫感を感じさせません。そのため、マンションや狭いお部屋でも白色のクロスを壁や天井に貼ることで空間にゆとりをもたせることができます。

白いクロスは部屋の中が明るく清潔に見える

白色は爽やかで清潔感を感じさせる色でもあります。そのため、医療施設や公共施設でも白色のクロスが使用されることが多いです。また、白い壁紙は光を反射する性質を持っているため日当たりがよくないお部屋でも、室内全体を明るくしてくれるのも人気の理由です。

白いクロスは傷が目立ちにくい

白いクロスは濃い色のクロスに比べ傷が目立ちにくいというメリットもあり、小さいお子さんやペットのいるご家庭などに適した色です。そして、もし傷がついてしまっても小さい傷であれば自分で修復も可能です。

白いクロスは色々なインテリアと相性がいい

白いクロスは無彩色なので、様々なインテリアや家具とも相性がよいです。和風やモダン、今人気の北欧ナチュラルなど幅広いテイストのインテリアや家具と合わせやすいため、自分好みのお部屋にすることができます。

アトピッコハウスの布クロス「すっぴんクロス」はどんなインテリアにも合う柔らかい印象の白色のクロスです

麻やレーヨンなどの自然素材が美しいナチュラルな白色が人気の「すっぴんクロス」の詳細はこちら

すっぴんクロス

新築の白いクロス選びで失敗しないポイントを解説!

どんなクロスを選んでもそれなりになじむのが白いクロスのメリットです。ただ、一言で白といっても様々な白があります。青みがかった真っ白、黄味がかった白、緑やピンクや青みがかった白など白と言っても一種類ではありません。

サンプルではちょうどいい白だったけど実際に張ったらイメージと違った!等の話を聞きます。

ここからは白いクロス選びをする際に失敗しないポイントを解説します。

白いクロスはサンプルより薄く明るく見える

まずクロスを選ぶ際はカタログや小さくカットされたサンプルを見ることが多いです。そのサンプルは約10cm角くらいの大きさなので、いざ貼っているとサンプルとの印象が違ってみえます。

そのため、見本帳などで見る小さなカットサンプルよりも実際に壁に張ったほうが色は薄く明るく見えると思ってください。これは塗り壁にも言えることですが、サンプルよりも実際に施工した壁の色はワントーン薄く見えます。

逆に言えば原色などの濃い色味はサンプルよりも実際に壁に貼ったほうがより濃く感じます。

サンプルは小さい上、台紙に貼られています。その台紙が白いのでクロスの色が際立ってしまい、実際よりも濃い目に見えてしまいます。

見本を手元でみてベージュのものは実際に貼ったらほぼ白になります。ピンク系、青系の白も同様です。真っ白と並べれば色味がついているのが分かりますが、単体で貼れば白にしか見えません。

白いクロスは実際の照明や日光の当たり方で印象が変わる

白い壁紙の見え方は照明や光の当たり方でも大きく変わります。そのため、クロス選びをする際は、実際のお部屋に設置する照明の下で見てみることや日光が当たるお部屋で見ることも失敗しない大切なポイントとなります。

また昼と夜とでは違った印象になることもあるので、時間帯を意識して同じ場所で見え方の確認をしてみるのもよいでしょう。

白いクロスはカタログだけではなく大きめなサンプルでも確認する

先ほども記述しましたが、クロスのサンプルはせいぜい10cm角の大きさです。そのため、実際に壁に張った際に、真っ白を選んだ場合はそれこそ白すぎた!ということになりかねません。

さらに細かい柄がついたクロスだと小さいサンプルではしっかり柄が見えていたのに、実際に貼ると柄が見えずただの白いクロスに見えてしまうこともあります。

そのため、A4サイズなど大きめのサンプルを取り寄せて、実際に貼る場所に置いて遠くから見て確認することも失敗しない大切なポイントです。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」はA4サイズの大き目のサンプルもご用意しているので、実際に壁に貼った際のイメージが付きやすく理想のお部屋作りに最適です

「すっぴんクロスの」サンプルはこちらから無料でご請求いただけます

すっぴんクロス

ネットの画像だけで判断するのは難しい

また、最近ではインスタなどでステキなお部屋を作られている方たくさんいらっしゃいますよね。

キッチンのクロス

インターネット上の画像や写真も内装材の選び方の参考になりますが、実際の部屋とは、間取りも窓の位置、照明や光の入り方が違いますので、画像だけで、判断するのは難しいです。お部屋の雰囲気としての参考にしましょう。

色を決定する際には必ず実物のサンプルを見て、決めたほうが良いです。

部屋に明るさを取り入れたいと考えられる方には真っ白はおすすめですが、白すぎることを懸念される方はワントーン暗いもの、濃いものを選ぶといいと思います。

「白」と言っても色々ある!イメージに合う白を探そう

約200種類もあるといわれている「白」。よく聞く純白やオフホワイト、アイボリーなど白と言ってもそれぞれ印象が変わります。ここからは代表的な白色をご紹介します。

・純白・・・混じりけのない純粋な白で最も明るい白と言えるでしょう。反射率も高く、お部屋を明るくすることができるため、動画撮影などをするお部屋に向いています。

・オフホワイト・・・純白に少しグレーや黄色が混ざったマットな白色で生成色にも近いです。真っ白すぎない温かみがある白色なので、多くの住宅で取り入れられています。

・アイボリー・・・黄色味が強い白色で、オフホワイトよりや濃い色になります。温かみも感じられ目にも優しく上品な印象になります。ナチュラルテイストのインテリアとも相性が良い白です。

・ミルキーホワイト・・・ミルクのようなほんのり黄色味がかった白色で、日本語では「乳白色」と呼ばれています。グレーとベージュを合わせたグレージュやパステルカラーとも相性がよく、インテリアコーディネートがしやすい色です。

・パールホワイト・・・真珠のような光沢があり、純白よりわずかに灰色がかった白色です。上品で高級感があり光の当たり方によっても印象が変わり、清潔感も感じられます。

このように一言で「白」と言っても様々な種類があります。スタイリッシュなお部屋にしたいのか、温かみのある空間にしたいのかなど自分自身の理想のお部屋をしっかりイメージして後悔しないクロス選びをしてみてくださいね。

自然素材の織物クロス、すっぴんクロスは温かみのある白

自然素材の織物クロスは白といっても、ビニールクロスやペンキのような化学的な真っ白は作れません。糸をランダムに織り込んだすっぴんクロスは温かみがあり、やわらかいイメージになります。

なので、白を選んでいただいたとしても目が痛くなるような白にはなりません。部屋の印象は壁で大きく変わりますが、家具やカーテンが入ると、イメージが変わり、壁の色以上に、インテリアが印象に大きく関係してきます。

織物クロスはふわっと柔らかい印象ですのでインテリアより主張せず、どんな家具やカーテンでも馴染みやすく、失敗のないクロスです。

さらに織物クロスは遮音効果も期待でき、楽器をやりたい方や小さなお子さんがいるご家庭でよく採用される方が多いです。

インテリアを引き立てる織物壁紙「すっぴんクロス」はナチュラルな白で柔らかい印象が特徴です!詳細は、こちらで確認頂けます

すっぴんクロス

せっかく新築だから白だけじゃなく色で遊びたいという場合はアクセントクロスがおすすめ!

どんな家具にも合って飽きがこないのは白いクロスですが、せっかく新築するなら白いクロスだけじゃなくてちょっと色を入れて遊んでみたいという気持ちもありますよね。

そんな場合はアクセントクロスがおすすめです。全体的に色のついたクロスを使ってしまうと圧迫感が出てしまうので、四面ある壁の内、メインの一面だけをアクセントにカラークロスや柄付きのクロスを使ってみるということです。

アクセントクロスを使うことによって、空間に立体感が出て、部屋の奥行き感じ、部屋を広く見せてくれます。そして、アクセントクロスを貼ることで単調なお部屋をおしゃれな空間に演出することができます。

トイレやクローゼットの中など目立たないところにカラーを入れてみるという方法もあります。トイレもクローゼットも普段は閉まっていてそんなに見られる場所ではないところなので冒険してみるのもいいかもしれません。

さらに、新築の際は建具などを木目調にしたり、ドアの色をアクセントカラーにしたりするとさらに白い壁が際立ちおしゃれな空間が演出できます。

まとめ

今回は新築で失敗しない白いクロスを選ぶ際のポイントや注意点をご紹介しました。

一言で白いクロスといっても、いろいろあるのですね。明るい部屋にしたいなら真っ白のクロスでもいいですが、サンプルの色は広い部屋で見た時にワントーン明るく見えることを覚えておくといいですね。

そのため、大きめのサンプルを取り寄せ、実際の照明の下や日光に当ててみると後悔しないクロス選びができますよ。

何百とある種類の中からのクロス選びに正解はありませんが、家具にも合って丈夫で強い織物クロスはどのお色を選んでも優しい風合いのお部屋づくりができると思います。

新築を建てる際やリフォームで白い壁紙を選ぶ際はぜひ参考にしてみてくださいね。

アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は、本物の織物壁紙です。布クロスとも言います。反物を作って、裏側に紙を貼って、壁紙にしている昔ながらの本物です。白い製品もご用意していますが、純白ではなく、ナチュラルな感じです。

まずは、資料・サンプルをご請求頂くのが、間違いないと思います。

「すっぴんクロス」の資料・サンプルはこちらからご請求頂けます

すっぴんクロス

よくあるご質問

新築のクロス選びの失敗ってどんなものがある?

クロスの見本帳やネットでの画像と、実際に貼った状態は同じになりません。小さなサンプルより、広い面で貼ったほうが色味はより薄く明るく感じるので真っ白を選んだ時に白すぎると感じることがあります。クロスを貼ってしまったあとに「イメージと違った・・・」とならないためにも大きめの実際のサンプルを取り寄せて壁に当ててみるとよいでしょう。

すっぴんクロスは白を選んでも目が痛くなるような真っ白にはなりません。織物ならではの優しい色合いの上品な白に仕上がります。「すっぴんクロス」は無料でサンプルをお送りしておりますので、実際に貼った時のイメージが付きやすいです。

織物クロスを選ぶメリットは?

織物クロスは柔らかい風合いに仕上がりますが、強く、長持ちします。仕上がりは上品で、どんな家具にも合います。ビニールのように密封される空間ではなく、通気性が良く室内の環境も整えてくれます。アトピッコハウスの「すっぴんクロス」は全10色、上品な仕上がりになります。ナチュラルで織物特有の温かみを感じられるためどんなお部屋にも相性が良いです。

新築でアクセントクロスの上手な使い方は?

部屋の奥行きを出したい、ちょっとおしゃれに仕上げたいという場合はアクセントクロスを使ってみるといいでしょう。アクセントクロスの様な色柄を使ったクロスを使う場合は四面の壁の一面のみにしましょう。なぜならアクセントクロスを使いすぎると圧迫感を感じたり、飽きてしまうからです。またトイレやクローゼットの中など、普段ドアで仕切られている部分の壁紙に使うという方法もあります。

新築でビニールクロスが標準仕様として使われるのはなぜ?

ビニールクロスは量産できるため、安価で、施工も簡単なので新築を建てる際、標準仕様として使われることが多いです。また何百、何千とある色柄から選ぶことができ、消臭や防カビ、抗アレルなどの機能性でも選ぶことができます。アトピッコハウスでは布クロス「すっぴんクロス」をご用意しています

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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すっぴんクロス