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漆喰の下地はどうする?シーラーでアクを防ぐ

2021/10/28
2021/11/15

漆喰を塗るというと、コテを使って、壁に「仕上げの漆喰」を塗っている場面を想像されると思います。しかし、床や建具、家具などの養生、そして、漆喰を塗る面のマスキングといった準備作業が必要となります。

また、その後、漆喰を塗る面の下地処理といった「仕上げ」としての漆喰塗り以上に大切な作業が伴います。では、漆喰の下地処理とは、どんなことなのか詳しくご説明していきます。

漆喰の下地処理は、仕上げよりも重要

シーラー用のローラー

新築のお宅で漆喰を塗る場合、ほぼ100%下地は、石膏ボード(プラスターボード)です。また、リフォームで漆喰を塗る場合の多くもビニールクロスだと思います。漆喰は、強アルカリ性なので、石膏ボードに直接塗ることが出来ないので、「下塗り材」を使った下地処理が必要ですが、アク止め、ヒビ割れ、剥がれ対策を目的とするシーラー処理はありません。

では、漆喰を塗る前の下地処理として、シーラーが必要となるのは、どういう場合でしょうか?

たとえば、下地が合板とか、コンクリートだと、アクが染み出してくる可能性があります。この場合、アク止め効果のある下塗り材を塗るという方法もありますが、下塗りを省略したいとか、確実にアクを止めたいという場合は、アク止め効果の高いシーラーを使うという方法もあります。

ただ注意したいのは、アク止め効果の高いシーラーは、ケミカルな成分が多く、臭いもきつく、環境とか、人の健康への影響という意味では、あまりお勧めできないという点です。

下地から染み出す可能性があるアクを完全に止めることで、漆喰がきれいに仕上がるので、ケミカルを承知でシーラーを使うか、アク止め効果の高い「下塗り材」を使うか検討されると良いと思います。

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シーラーとプライマーの違いとは?

シーラーは、下地のアク止め、ひび割れ対策、剥がれ防止を目的として使用されますが、プライマーと混同されることがあります。

プライマーとは、主に「下地材」と「仕上げ材」の接着を補強するために使われるもので、漆喰等の塗り壁材に使用されるというよりは、塗料(ペンキ)を塗装する際に使われます。

漆喰の下地処理はシーラー

新しい石膏ボードに漆喰を塗る場合は、下塗りが必須ですし、アクの心配はないので、アク止めを目的としたシーラー処理は必要としません。

しかし、アクの染み出しが心配される各種の下地の場合、アク止め効果の高いシーラーを塗るか、アク止め効果のある下塗り材を塗って、下地処理をする必要があります。では、下地ごとに、下地処理方法を解説します。

・合板(ベニヤ板)下地

合板にも色々な種類がありますが、赤身の多い合板や、針葉樹系の合板はアクが出やすく、しっかりしたシーラー処理または、下塗りが必要となります。良質な合板を使えば、アクの心配は軽減されますが、資源の枯渇、価格の高騰もあって、下地に良質な合板が使われるケースは多くありません。

そこで、アク止め効果の高いシーラーか、アク止め効果のある下塗り材で、しっかり下地処理する必要があります。漆喰は、下塗りが必須なので、おすすめは、アク止め効果のある下塗り材を塗ることです。

アクがでたら、塗り直すか、重ね塗りする必要があります。灰汁(あく)で失敗すると、補修は、結構面倒で手間がかかります。しっかりと下地処理を実施しましょう。

・コンクリートやモルタルなど

コンクリート面や、モルタル面も、アクがでやすい素材です。アク止め効果の高いシーラーか、アク止め効果のある下塗り材を塗って、確実に、アク止め対策が必要です。1回塗って、アクが止まらなければ、2度塗り、3度塗りが必要になる場合もあります。

それでも、確実にアクを止めないと、せっかくキレイに漆喰を塗っても、仕上がったあとで、アクが染み出してきて、塗り直しになります。

・砂壁、土壁、繊維壁、漆喰など古い塗り壁

砂壁、土壁、繊維壁、漆喰といった古い塗り壁の上に漆喰を塗る場合も、しっかりとアク止めをする必要があります。アク止め効果の高いシーラーか、アク止め効果のある下塗り材を塗る必要があります。

漆喰製品にも色々あるので、古い塗り壁のアク止めさえ出来れば、シーラー処理だけで、その後、仕上げの漆喰を塗れる場合もありますが、基本は、下塗りをすることです。

現状の古い壁がボロボロするようであれば、古い塗り壁を剥がした上で、アク止め効果のある下塗り材で下地処理し、アクが止まっていることを確認した上で、仕上げの漆喰を塗ります。

古い塗り壁は、壁が、アクを吸っていますので、水で練られた下地材や、仕上げ材を塗ると、アクが染み出してきます。そこで、下地処理の段階で、しっかりとアクを止めておく必要があるのです。

・ビニールクロス

ビニールクロスには、目に見えないアクや油煙等の汚れが付着しています。また、喫煙者がいる場合は、タバコのヤニ等が付着していて、アクの原因となります。ビニールクロスの上に、漆喰を塗る場合も、アク止め効果の高いシーラーを塗るか、アク止め効果のある下塗り材で、下地処理することが必要となります。

一部にアクセントクロスが張ってあるとか、アクセントで別の素材が使われているといった場合も注意が必要です。段差がある場合は、段差を解消し、しっかりとシーラー処理または、下塗りといった下地処理を実施しましょう。

・新規の石膏ボード

新規の石膏ボードに漆喰を塗る場合なら、アクの染み出しによる失敗ということは、あまり心配する必要がありません。

しかし、強アルカリ性である漆喰は、直接、石膏ボードの上に塗れないので、下塗りによる下地処理が必須です。

下地に合板とか、クロスとか各種まじっていることを考えると、新規の石膏ボードの上に漆喰を塗る場合でも、アク止め効果のある下地材を塗っておくと、手間も、失敗も軽減できると言えます。

・ペンキが塗装された壁

ペンキが塗装された壁とか、アクリル絵具で絵が描かれた壁に漆喰を塗る場合も、しっかりとした下地処理が必要です。表面を触って、手が白くなるようなら、古いペンキは剥がす必要があります。

その上で、シーラー処理や、下塗りをした上で漆喰を塗れば問題ないです。

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シーラーの塗り方

壁にシーラーを塗る場合、ハケなどを使って、まずは壁の周辺部にシーラーを塗ります。もちろん、床や建具、家具等の養生や、壁のマスキングは終了していることが前提です。

シーラーは液体なので、汚したくない場所、漆喰を塗らない場所は、しっかりとカバー(保護)しておく必要があります。

そして、ハケを使って、周辺部への塗布が終わったら、今度は、ローラーを使って、壁全体にシーラーを塗っていきます。

シーラーは乾くと半透明になりますので、アクの染み出しが確認しにくいです。そこで、アクのきつそうな下地だと思ったら、念のため2度塗り、3度塗りしておくと安心です。

漆喰の仕上げ塗り

漆喰にアクリル絵の具を混ぜることが出来るかという質問を頂くことがありますが、漆喰に着色する場合は、顔料と呼ばれる着色剤がオススメです。漆喰が乾燥し、完成した壁に、アクリル絵の具を使って、色付けすることは出来ますが、全体に均一に着色したいという場合は、色付きの漆喰を選択されるか、別途手配いした「色粉」を混ぜる必要があります。

アクセントウォールにしたいという場合も、同様に漆喰が乾いてから別の色の漆喰を塗るとか、アクリル絵の具で絵を描くといった手順になります。

また、漆喰に色粉を混ぜる場合は、色粉を先に水で練っておいて、その後、漆喰を加えていく必要があります。

まとめ

漆喰は、強アルカリなので、石膏ボートの上に直接塗れません。必ず、下塗りが必要になります。またリフォームで、現状の壁の上に漆喰を塗りたいという場合は、アク止めが必要となります。

アク止め効果の高いシーラーを塗って、下塗りをし、その後漆喰を塗るか、アク止め効果のある下塗り材を塗ってから漆喰を塗って仕上げるという手順になります。

なかには、シーラー処理だけで、漆喰を塗れるといった商品もあります。ただし、アク止め効果の高いシーラーは、ケミカル臭がきついので、体の弱い方、デリケートな方には、オススメできません。

コテを使って塗らないとなりませんが、アク止め効果のある下塗り材を塗られることをオススメします。

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よくあるご質問

シーラーを使わない下地処理を教えてください

シーラーは、リフォーム等で古い壁の上に漆喰を塗るとき、アクの染み出しを防止するために使用します。シーラーではなく、アク止め効果のある下塗り材を塗るという方法もあります。下塗革命は、アク止め効果の高い下塗り材です。

下塗革命のアク止め効果が高いのは、なぜですか?

下塗革命は、漆喰美人のために開発された下塗り材です。カチオン系なので、アク止め効果が高く、また、アクを吸い出して固めるといった特徴があるため、多少赤くなっても、アクが止まっている可能性があるのです。

シーラーはなんのために使うんですか?

未使用の石膏ボードの上に漆喰を塗る場合は、シーラー処理は必要ありません。シーラーは、あくまでもリフォーム等で、古い壁材の上に漆喰を塗る時に、アク止材として使います。ビニールクロス、土壁、砂壁等に漆喰を塗る場合、必ず必要とされます。

シーラー処理を省略できませんか?

未使用の石膏ボードに漆喰を塗る場合は、シーラー処理は必要ありませんが、リフォーム等で現状の古い壁の漆喰を塗る場合は、アク止め対策として、シーラーの塗布を省略することは出来ません。

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