アトピッコハウス ブログ
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自然素材と調湿について

2017/07/27
2021/04/27

やっと待ちに待った梅雨明け宣言!
ですが、すっきりしない天候が続きますね。

湿度計を見ても日々60%70%がザラです。
湿度が高いと体も疲れやすくなりますよね。

ジメッとした季節を快適に過ごすのに
一躍かってくれる自然素材の調湿に
ついて考えてみたいと思います。

湿度によっての体感とは?

よしずの設置だけでも暑さををかなりカットできますね!

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

湿度とは空気中の水分の割合です。
同じ温度でも湿度が違うと感じ方が違います。
湿度が高ければ暑く感じますし、湿度が低ければ
涼しく感じます。

温度が高いと体は体温を下げるため汗をかこうとします。
汗が蒸発するときの気化熱により体内の熱を逃がして体温が
下がります。

でも湿度が高いと汗がなかなか蒸発せず、
不快な状態になってしまうのです。

機械で調湿が出来なかった時代、どのように
暑さ、寒さをしのいでいたのでしょうか。

昔の人の調湿の知恵

現代は文明の利器であるエアコンを使って
湿度を調節できる時代です。

でも先人たちの知恵も現代に生かされているんです。

例えば自然素材の土壁。

土壁には調湿作用があり、湿度の高い時には吸湿し、
乾燥時には放出するという性質があります。
これは漆喰や珪藻土にも言えることです。

また、床材に使われる無垢のフローリング、これも
調湿するんです。
生きている木ですから呼吸をします。

昔は無垢フローリングなんてかっこいいものではなかった
と思います。

でも自然の恵みをそのまま生活に取り入れ、素材の特徴を
生かして生活していたのではないでしょうか。

よしずを付ける、打ち水をする、または風鈴で風を感じるなどの
ことも昔から現代へ受け継がれている涼しさを呼ぶ一つの知恵ですね。

調湿と除湿と自然素材

除湿はその名の通り湿度を取り除く、です。
部屋の中かから湿度を取り除くということですから
除湿をするには機械の手を借りないと難しいと思います。

対して調湿、こちらは湿度を調整するということですね。
もちろんエアコンなどで調整することはできます。

でも例えば自然素材の塗り壁珪藻土、こちらは塗り壁で
ありながら自身が持っている小さな穴に湿度が多い時は取り込んで
冬などの湿度が低い時期にはそれを放出してくれるという
機能を兼ね備えています。

ということはエアコンを付けなくても少なからず
室内の調湿をしてくれているということです。

自然素材での調湿に必要なもの

自然素材は実に優秀です。
でも、それには新鮮な空気が必要なんです。

空気が滞った状態の部屋は調節できません。
空気の入れ替え、風の通り道を作ってあげることが
必要です。

いくら自然素材の調湿性がいいと言っても
過信してはいけません。
締め切った部屋では調湿もキャパオーバーをしてしまい
かびてしまったりといったことが起こりえます。

風の通る家

自然素材に限らず、風の通る家造りが快適な生活に必要になると
思います。

風が通ればカビなども防げますし、体感も涼しく感じます。
湿気が抜けずジメッとした家より風の通るサラッとした
家の方が暮らしやすいということは誰しもが思うことだと思います。

そこに自然素材が加われば調湿も期待でき、
さらに快適な生活になることでしょう。

いかがでしたか

自然素材との生活は日本の春夏秋冬に合った快適さを
もたらしてくれます。

適度にクーラーをつけて体をいたわりながら、小さなところから
先人の知恵も取り入れてこれからの暑い夏を乗り切っていきたいですね。

皆さんのお家作りが理想に近いものになりますように。
当社では調湿性の良い塗り壁を3種ご用意しております。

珪藻土塗壁 はいから小町

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