アトピッコハウス ブログ
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湿気はどのように発生する?

塗り壁の調湿性とは?

2020/12/11
2021/04/06

いよいよ冬到来といった感じですね。
朝晩の寒さが厳しくなってきました。

朝起きると窓には結露ができていて、
外の寒さを感じさせられます。

この時期になると結露にお悩みの方からの
お問い合わせが増えます。

塗り壁にすれば調湿性能が上がり、
カビなどの心配はなくなるのでしょうか。

そもそも塗り壁の調湿性能ってどんなもの?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。

調湿する壁って?

自然素材の塗り壁材は夏場のジメジメした時期に
部屋の湿気を吸い取ってくれる
ということはご存知の方も多いと思います。

ただ、塗り壁の調湿には吸うだけではなく、
吐き出す能力もあるのです。

夏場にはジメッとした湿度を吸ってくれ、
冬場の乾燥した季節には
蓄えた湿度を吐き出してくれるのです。

機械ではないのでエアコンのように分かりやすい
空気の動きはありません。

目に見える湿度計の上下はないかもしれません。

でも、自然に部屋の湿度を快適なものにしてくれるのです。

調湿のキャパは?

これからの時期、結露に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

結露の窓にカーテンが接していると、かびるのでは?と
不安になります。

よくいただくご相談で、北側の部屋に結露がすごいから
その部屋だけ調湿性のいい珪藻土にしようと考えている。
というものがあります。

もちろんある程度の湿気、結露対策にはなります。

といっても蓄えられる湿気の量は決まっていて、
塗り壁材の調湿性能にもキャパがありますので、
狭い範囲のみ施工しても許容を超えてしまうということが考えられます。

調湿をするにはある程度の面積と新鮮な空気が必須

また、新鮮な空気の動きとともに余分な湿気を外に吐き出すので
人の手で適度な換気をしてあげることが必要となります。

換気のしていないこもった部屋では結局普通の壁と
同じことになってしまいます。

窓を開けて風を通し、空気の入れ替えをすることで力を発揮するのです。

面積が多いほど、許容量が増えていくということはお分かり頂ける
と思います。

調湿性のある塗り壁の選び方

調湿性のある塗り壁というと意外と漆喰を思い浮かべる方も
多いと思います。

昔の家の下地はほとんど土壁でした。

漆喰+土壁の分厚い壁で調湿機能を持っていました。
そのため調湿性能は漆喰ということが広く知られています。

ただ、最近では調湿といえば珪藻土、と
珪藻土の認知度もだいぶ上がってきました。

珪藻土は無数の小さな穴が開いている藻の化石で、
そこに湿気が入り込んだり出たりと調湿します。

質の良い珪藻土はそれ自体が調湿しますので下地を選びません。

実は塗り壁と言っても色々ある。

今回まとめて塗り壁という言い方をしていますが、
調湿性のあるものはもちろん自然の素材から生まれたもの、
例えば珪藻土や漆喰などが上げられます。

珪藻土や漆喰とうたっていても接着剤などの不純物が
多く含まれていると調湿性も下がっていってしまいます。

厳密に言うと、JIS(日本工業規格)で決められた厳格な基準をクリアした
ものだけが「調湿建材」と呼ばれる資格があるのです。

いかがでしたか?

自然素材の塗り壁は調湿性が良いのか?
答えはイエスです。

でも、調湿機能を発揮するには換気や空気の通りなどの
環境を人の手で整えてあげなければいけません。

その環境づくりは人にとっても心地の良いものに
なるはずです。

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