洗面所にはどんな壁材がおすすめ?クロスや塗り壁などの特徴を解説
- 29
- 9月
- 2016
洗面所にはなんの壁材を使えばいいのでしょうか。
洗面所には湿気がこもりやすいし、水もつきやすいし、毎日きれいにしていたい所だし、いろいろ悩んでしまうかと思います。
結論から言わせてもらうと、
- 水がはねる高さまではタイル
- それより上の天井までを、漆喰や珪藻土などの自然素材や布クロス
にするのがおすすめです。
この記事では、それぞれの壁材にどんな特徴があり、それが洗面所に向くのかどうか、ひとつひとつ検証してみようと思います。
洗面所の壁材は自然素材との併用で楽ちん&快適
自然素材の内装材メーカー、アトピッコハウスのスタッフ尾崎です。
冒頭でもお伝えしたように、洗面所の水がはねる高さ、腰の高さくらいまではタイルを使うのがおすすめです。
洗面所だけでなく、トイレにも言えるのですが、一番汚れやすいところにはがんがん水拭きができて、汚れにくい素材であるタイルを使ったほうがストレスなく生活できます。
そして、水が飛ぶ可能性の少ない部分に珪藻土や漆喰などの塗り壁や、通気性のよい布クロスを使うと、サラっと快適な洗面所のできあがりです。
水回りのビニールクロスは破れやすくカビやすい
では、ビニールクロスを水回りに使うのはどうなのでしょうか。
ビニールクロスは表面に加工がしてあり、すぐに水分が染み込むということはありません。
しかし、クロスは幅が決まっているので、必ずクロスとクロスの継ぎ目であるジョイントがあります。
そして、そのジョイントの継ぎ目から水が中に染み込みます。
ビニールクロスは耐久性が低いため、年数が経つとジョイント部分から剥がれてきたり、ジョイント部分でなくても、ちょっと物をひっかけただけで破けたりします。
その剥がれたり破けた部分から、どんどん水が入り込んでしまうと、表面には見えにくいけれど、ビニールクロスの下でカビが増殖している場合があるのです。
珪藻土塗り壁は調湿性があるが、洗面所での単体使用には向かない
また、「珪藻土塗り壁は洗面所にも使えますか?」というお問い合わせもよくあります。
確かに珪藻土は調湿性能に優れており、洗面所に使うことは可能です。
しかし、塗り壁は拭き掃除ができません。
特に珪藻土の場合は、表面がざらざらしているので、タオルを当てると毛羽立ってしまう可能性があります。
それから、もし洗面所にのみ珪藻土の塗り壁にすることをお考えの場合、珪藻土の高い吸湿力ゆえに他の部屋からの湿気も吸い取ってしまい、余計にカビの原因となることもあります。
そのため、珪藻土の塗り壁にした場合でも、洗面所は閉めっきりにせず、換気を充分に行って湿気を逃す必要があります。
キッチンパネルやタイルには調湿性がない
キッチンのコンロ周りなどは、お手入れが簡単なようにキッチンパネルを貼っているところが多いですね。
これを洗面所にも使う家も多いそうです。
キッチンパネルは水を全く吸わないので、水滴がついていればすぐに気づきます。
またサッと拭くだけできれいになるので、お手入れはとても簡単です。
洗面所をタイル貼りにするのもいいですね。
目地のお掃除は少し手間がかかるかもしれませんが、多種多様の質感や色や大きさがあるので、洗面所に個性を出したいときはタイルで遊んでみるのもいいかもしれません。
ただ、キッチンパネルやタイルには通気性や調湿性は全くありません。
そのため、高湿度になる洗面所での単体使用はおすすめできないです。
洗面所の壁材は汚れ対策と湿度対策ができる組み合わせがおすすめ
ここまでの結論をまとめると、洗面所の壁材には
- 水がはねる高さまではタイル
- それより上の天井までを、漆喰や珪藻土などの自然素材や布クロス
にするのがおすすめです。
アトピッコハウスの「はいから小町」は、調湿性能抜群の珪藻土塗り壁です。
毎日の換気さえ習慣的にしていただければ、あとは特にお手入れが要りません。
また「すっぴんクロス」は、環境に優しい布クロス。
珪藻土ほどではありませんが、自然素材特有の調湿性能があるので快適です。
なんと言ってもビニールクロスに比べて耐久性が抜群に優れているため、何十年と使っていただけるクロスです。
一番カビのニオイなども気になりやすい洗面所。
毎日何度も絶対使う部屋だからこそ、快適な空間にしたいですね。
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